FXは必ず溶かす場面がある。だから負けないために。
こんにちは。はるきです。
今日は見ていてもエントリーチャンスがなかったので多分ノートレードです。
皆さん、勝ててますか?順調に増やせているぜ。と思っていたら、1年に1回くらい、資金を溶かしてませんか?
僕は、2018年の初夏くらいからトレードをしていますが、2019年までは利益が出ていました。(利益と同額くらいの含み損を抱えながら)
2019年末に損切をせず、迎えた2020年3月。コロナショックにより、資金は溶けました。後に残ったのは、2019年中に出した利益にかかる税金のみ。。。
それからは、本当にうまく行かない日々。2020年末に至るまで、トータルで思い切り負けています。
周りのトレーダーの方々も、ちょいちょい溶かしたという話を聞いています。
そこで
「FXは超ハイリスク超ハイリターン。必ずどこかで資金は溶けるもの」
であると考えるようにしました。また、
「おうち(国内銀行口座)に帰るまでがFXです」
と。ただ、当然資金は増えれば増えるほど効率が良くなるのがFX。しょっちゅう利食いしていては、資金がちっとも増えていないように感じてメンタル的にきついです。
また、僕の器だとまだまだ、運用資金が200万円超えたあたりからルール通りのロットでエントリー出来なくなってしまっていました。少しでも逆行した時の含み損がすごい額になるからです。(5分で当時の僕の月給くらいの含み損になることもありました)
見える額が大きすぎて損切できず、身動きが取れなくなってしまうのです。
資金効率が悪くなるのを恐れて利食いできない。ロットが大きくなってビビり、ルール通りのトレードができない。(利益が伸ばせない)額面が大きすぎて損切できない。それらを解消するため、コピートレードのソフトを使って下記システムを構築。
このシステム、メリットがたくさんあります。
①利益が出ていれば、毎月Cの口座から自分の手元に利益が残る。
②Bの口座は、ひたすら増やしていくことで資金効率が良くなる。
③Aの口座は、超少額で運用することで、損切時の(メンタル的な)ダメージが少ない。
④AからB,Cへは、自動的にロットが調整※されるため、資金が増えてきたのにビビッてロットを増やすことができない、ということがない。
⑤例え資金がすべて溶けたとしても、Cで利食いしたお金が投資用口座に残っているため、その資金を使って復活できること。給料などは引き続き生活や他の投資に回せます。
デメリットは・・・少なくとも僕のトレードスタイルからすると、あまりありません。無限ナンピンしていく、とかそういうスタイルの場合、細かな建玉のコントロールが難しいので向かないかもしれないですね。
コピートレードのソフトが買い切り有料であること、またコピトレを維持するためのサーバーの維持手数料が毎月かかること、は金銭的デメリットです。
しかしこれ、必要経費です。僕は完全にペイ出来ています。
ただし、含み損を抱えながらやるのはおすすめしません。(僕はやっちゃってますが)ロットはエントリー時の余剰証拠金から自動計算されますが、相場が逆行した場合にかなり痛いことになります。証拠金維持率の計算が難しくなります。
⇒Aの口座は生き残っているのに、BやCがいつの間にか溶けていた、なんてこともあるので。
※ロット調整は、例えばAが1万円、Bが10万円入っている状態だとすると、その証拠金は10倍です。Aで0.1ロットエントリーしたら、同時にBでは1ロットエントリーされます。証拠金の倍率の等倍でロットが増えていきます。
いかがでしょうか?
相場はわからないもの、必ずどこかで負ける。そうキチンと自覚することで、退場するリスクをグンと減らせる、ということです。FXでの負けは、トータルで負けてしまうことでも、溶かしてしまうことでもありません。
FXにおける「負け」とは、損失を他のトレーダーに吸われたまま諦めてしまうこと(退場)
なのです。
明日からも頑張りましょう。
ではまた。
※国の許可がない個人が「他人のお金」を預かりコピトレするのは違法です。念のため。